MSIG525で格安な外付けDVD±R/RWドライブを

　USB2.0対応の外付けの５インチ光学ドライブケース（外付けCD/DVDケース）、DECA-MSIG525を使って、格安なIDE内蔵DVDマルチドライブ（LG GSA-4081B (Bulk) RAM-Driver付き）を内蔵した、DVD-RAM対応外付けDVDマルチドライブを、（2004年5月現在で）費用11000円台で作ってみましたので、簡単にご紹介したいと思います。初心者でも簡単に日曜工作感覚で、手軽に外付けDVDドライブができます。

DECA-MSIG525 概要 ・アルミ製 USB2.0対応5インチ外付け光学ドライブケース ・CD-ROM/DVD-ROM/記録型CD/記録型DVD等対応 ・Windows98/Me/2000/XPなど対応 ・スイッチ,LED,ファン付 ・AC/DCアダプター付属 ・購入金額 3809円 ・購入店 Faith その他tukumo,クレバリー等でも販売 ※送料,手数料,ポイント等考慮して購入店を決定 ・対応機種はDOS/V Winodowsパソコン LG GSA-4081B 概要 ・Super Multi DVD Writer(スーパーマルチDVDライター） ・対応ディスク　DVD（Single/Dual）,DVD-VIDEO,DVD-R/RW,DVD+R/RW,DVD-RAM,CDDA,,CD-Extra,CD-Plus,CD-ROM,CD-R/RW,Photo-CD,Video CDなど ・DVD-R 最大8倍速書き込み可 ・DVD-RAM対応 ・RAM-Driver付属 ・購入金額 \7971 ・購入店 Faith その他uWorksなどでも有り。 ※人気商品で品薄の場合有り

MSIG525 パーツ・添付品の確認

箱の中身をあけてみる。外付けドライブケース、Windows98用ドライバー（2000/XPはドライバ不要）、 USBケーブル、シール付ゴム足、AC/DVアダプター,簡単なマニュアルに、ネジとプラスドライバーが入っている。この一式のみで、組み立て工具なども一切不要だ。
ドライバーは、磁化されていてるので、工具に慣れて無い人でも、ネジを飛ばしたり、無くしてしまうような失敗が低い。
ネジは２種類ある。この工作？の注意点は、強いて言えば、ネジを間違えない事。無理にすると、DVDドライブ・シャーシのネジ山が痛む。

MSIG525にLG GSA-4081Bを組み込む

これと言って難しい点はありませんが、ポイントとしては、ギリギリのサイズですので、DVDドライブに損傷を与えないように、無理をして押し込んだり、強く蓋を閉めないようにする事と、ケースとDVDドライブをつなぐ、IDEケーブルと電源ケーブルが、蓋を閉めた時に挟まれないように丁寧に折り畳んでおく事、などでしょうか。 　ネジは間違えないように。ネジがうまく入らない場合は、ゆっくり調整すれば、ドライブのネジ穴と、ケースのネジ穴が一致します。 　最後にケース底面にゴム足をつければ完了。因みにこのゴム足は、剥がれ易そうなので、気になる方は、強力なボンドなどもお使い下さい。因みに私は使いません。面倒ならば、ゴム足無しでもいいんじゃないでしょうか。

外付けDVD-RWドライブとして、使ってみる。

電源をつなぎ、背面の電源を入れた所。ファンの音は意外と大きい。音に敏感な人にはあまりお勧めできないかも知れない。気になるようなら、静音型ファンにするか、アルミケースなので、発熱量の少ないDVDドライブならば、ファンの電源を切ってもいいかも知れない。 　使用したメディアは、RIDATA　MRM-DRW5P2X RVD-RWメディア5枚入りで\1495円也。１枚辺り約300円。同じくフェイスで同時購入。そんなに激安メディアと言うほどでも無く、普通だろうと思う。

nx9005とUSB接続した状態。本来ならば、USB2.0対応のパソコンにすべき所ですが、動作テストと言う事なので、とりあえず… 　ライティング開始、無線LAN経由でホームサーバー内の動画データ約2GB分を焼いてみた。特に問題は無い。しかし、USB1.1では流石に遅く、1倍速以下の0.5倍速での書き込みになった。実際に使うのは、デスクトップ機(USB2.0)なので、nx9005はあまり関係無いが、nx9005でも使う事が、もしも増えたならば、USB2.0のPCカードを購入すれば済むが、個人的には、家庭内LANがGbitイーサネット環境なので、USB2.0もそんなに速いと言う感覚でも無い(最大480Mbps)と思っている。数字の上では1.1とかなりの差はあるが、いずれにせよ、4.7GBのデータを焼くならば、『コーヒーを飲んでくつろいで休憩できる』程度の時間はかかる。USB1,1ならば、食事する時間も十分に取れる。 因みに、nx9005ユーザーの方でメインに使う場合は、ドライブケースは、IEEEタイプを購入したほうが断然良い。今回は、テストと言う事でずぼらかまして、手近にあった9005を繋いだだけと言う事はご了解頂きたい。

最後に、外付けDVDマルチドライブにした理由

　また、8倍速の記録型DVDドライブと言えども、ライティングには、やはり相応の時間がかかります。使用中のパソコンが、何も作業をしていなければ済みますが、そうで無い場合、ライティングしながら、何か作業をしていても、書き込みで失敗しないかと不安にもなります。そう言う場合、家庭内LANにぶらさがっている、使用中で無いパソコンのHDDに転送して、そのパソコンにこのドライブを繋いでライティングをさせれば、解決します。

　もう１つは、低消費電力化への期待です。私の場合、書き込み型DVDドライブは、そう頻繁には使いません。(最近はCD-ROMドライブも使いませんし、MOは埃かぶってます） 使い出したら、PSXなどでTV録画したMPEG2の動画データをDVD-RWでパソコンに持ってきて、動画処理をした後に、DivXに変換して、それをDVD-Rに保存するなどで、結構長時間使いますが、そう言う事をするのは、多くても月に数回、まとめて行うだけです。頻繁に使わないのならば、外付けにしておけば、その分、省電力化が測れてお得なのではないだろうかとの考えです。

　概ね以上の理由ですが、一番の利点は、もしかしたらプラモデル感覚で楽しい工作だったりするかも知れません（＾＾；

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